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慶尚北道には学校のプール1ヵ所もない など

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生存水泳'義務化したが…学校のプール、1%だけ

--今年から小学生'実技水泳'実施
学生60%、施設なく、水泳学できず、…、慶尚北道には学校のプール1ヵ所もない
"経営企業で社会貢献の目的でプール建設すれば税金を減らしてこそ、"


イメージ 1[水辺のミーナ]ソウル九老区A小学校3年生学生たちは先月、12時間にわたって水泳の授業を履修した。 校内水泳場がなくて、A小学校は、車で15分の距離にある公共プールを借りた。 近くに民間のプール2ヵ所があるが、"お金にならない小学生団体の授業はしない"と断られたためだ。

この学校の教頭は"それでも今年は2月から水泳場の予約を急いたおかげで、運が良かった"、"昨年は、他の学校に押され、11月末にようやくプールを利用することができた"と話した。

しかもこの公共プールは暖房がきいていない古いプールで満九歳児らは唇が青くして水に入らないでプールの周辺で準備運動ばかりして帰ってきた。 A小学校の教頭は"周辺二十つ以上の小学校が公共プール2ヵ所を回りながら使っている実情"と話した。


 校内水泳場を備えた学校が100ヵ所のうち1ヵ所に過ぎない

教育部が昨年、小学生対象の生存水泳教育を義務化すると発表したが、学校現場では"プールを求めることが空の星を取ること"という不満が出ている。 校内水泳場を備えた学校が100ヵ所のうち1ヵ所に過ぎない実情だ。 近くの公共・私設水泳場を借りて使わなければならないが、これすら容易ではない。 効果的な水泳教育が行われるためには、先に十分な水泳施設の確保が急がれるという指摘が出ている。

◇対象の学生10人のうち6人、水泳学ばない
教育部は昨年11月"小学生水泳実技教育を段階的に拡大して2018学年度には全体小学校3~6年生(約178万人)が生存水泳を学ぶことができるようにする"と明らかにした。 今年は全国の小学3~4年生から教育が受けられるようにする計画だったが、実際対象の学生85万8000人のうち40%の35万人だけが水泳を習っている。 教育現場では"農、山、漁村はもとより、都市にもプールが不足して10人のうち6人は水泳教育を受けることができない状況"という話が出ている。

実際水泳施設は学生数に比べてはるかに足りない。 校内にプールを備えている小学校は、全国に76ヵ所(2015年)だけだ。 全体5913の小学校の1.3%水準だ。 それでもプールがある76ヵ所のうち39ヶ所がソウルにあり、地方学校には水泳施設が更に不足した実情だ。 教育部によると、慶尚北道にはプールを備えた学校が一ヵ所もない。


プールがない学校は自治体が運営する公共プールや百貨店・スポーツセンターなどが運営している私設水泳場を借りて使用するというのが教育当局の方針だ。
ソウル冠岳区のある小学校の教頭は"バスを借りて学生たちを乗せてプールに行って来ようと思ったら1時間授業に2~3時間もかかる"、"水泳は集中的に教えるなら効果があるが、プールを確保できず、月に一度の割合で泳ぐ場合もある"と話した。
ソウル松坡区(ソンパグ)のある小学校の体育教師は"毎年2月、8月になれば町内のプールに'場所あるか'と電話繋ぎにほんろうされている"、"希望する時期に授業することはほとんど不可能だ"と話した。 この学校は今年の水泳場を予約できず、4年生は水泳の授業を実施しないことにした。

◇"民間でプール建設するように誘導してこそ、"
欧州・日本など先進国では長く前から、子供の水泳の授業を義務化している。 水に落ちても救助隊が来る時まで待つことができる'磁気構造法(自己救助法)'や危険に陥った友達を求める'基本構造法'(基本救助法)などを必ず学ぶようにする。 日本は1955年紫雲丸号事故で修学旅行に行っていた学生168人が死亡した後、全ての小学校で水泳の授業を実施し始め、現在小学校90%が室内・のほかプール施設を備えている。

韓国も、セウォル号惨事などを経験し、必要性を悟り、生存水泳教育を強化することにした。 しかし、すべての学校がプールを備えることは現実的に不可能というのが政府の立場だ。 プールを建てるに少なくとも30億ウォンがかかるためだ。 教育部は2018学年度まで水泳場がない地域18ヵ所に優先的にプール兼体育館を建設する計画だ。
教育部関係者は"プール18ヵ所を建てても'冷たい足に小便をする'に過ぎない"、"夏の学校運動場に簡易プールを設置する案などを考慮している"と話した。 専門家らは"既存の公共・民間水泳施設を積極的に活用して、民間で水泳場をもっとたくさん作るように誘導しなければならない"と指摘した。
ユク・ヒョンチョル同大学の教授は"大学、ホテル、百貨店などが運営するプールを、小学生の教育目的で大幅に開放することにして、大手企業や地域企業が社会貢献の目的でプールを建設すれば税金を減免するなどの誘導政策を展開しなければならない"と話した。


(翻訳:みそっち)



ソウルの全学校には校庭が完備されていないことはよく知られています。100m走どころではなく50m競争でさえも37mで行っているところがあるほどです。そんなところにプールなどはもちろんありません。でもセヲル号の事故以来水泳訓練が必須になったのですね。 でもプールの授業は学校でなんとかしろってことで決着したのです。



◇ ◇ ◇


参考資料
 
蔚山にある海洋警察最大の屋内プール、
 
イメージ 5

 
海洋警察では溺者救助のために水泳訓練を行う 

 
イメージ 6

 
▲安全のため水深は1.1mほどになっている
▲安全のため水深は1.1mほどになっている
▲安全のため水深は1.1mほどになっている
▲安全のため水深は1.1mほどになっている




ところで北海道でもプールはあるのでしょうか、(今度はよもさんに聞いてみたい)



イメージ 2









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