新規開業の免税店の”バス専用駐車場” 乗用車の駐車場に衣替え
お約束ではバスの違法駐車は無くなったことになっていて
[メディアミーナ]昨年7月、免税店の新規事業権を獲得したギャラリア免税店63 はその当時の交通渋滞を解消するため、観光バス駐車場を大規模に確保したと明らかにしたんです。
ところがYTNの取材結果、観光バス駐車場に申告した区画を消して乗用車の駐車場で使っていることが確認されました。
ハナツアーSM免税店 も観光バス駐車場に申告したところを荷物物揚げ場として使っていました。
黄金の卵を産むガチョウに評価されている免税店の事業者発表がある二ヵ月前。
ハンファギャラリア側は免税店周辺の交通渋滞を解消するため、観光バス駐車場を大規模に確保すると明らかにしました。
[シン・テリム/ハンファギャラリア広報チーム長(昨年5月):大型バスの駐車場スペース確保に大きな主眼を置くことで、そんな交通渋滞が起きないように・・・。]
社会的責任を尽くす姿と事業性などが総合評価し、昨年7月、ハンファギャラリアは免税店事業者に最終的に選定されました。
1年後、約束は守られているのでしょうか?
ハンファギャラリア免税店の駐車場に行ってみました。
観光バスがいなければならない駐車区画は跡形もなく、乗用車の駐車ラインだけが引かれています。
自治体の承認を受けた時、引いておいた観光バス駐車ラインを密かに消したことです。他の駐車場も観光バス78台が駐車可能だと申告したが、ソウル市の調査結果、駐車スペースが過度に水増しされて実際の駐車の面積は40台余りに過ぎなかったことになりました。
[ハンファ・ギャラリア免税店の駐車場の関係者:(ここに観光バス数台駐車できるんですか?) 正確には数えていないのすが、約50台ぐらい?]
ハンファ免税店と同じ時期事業権を獲得したハナツアーSM免税店 も規定を破ったのは同様でした。
観光バスが駐車するように長い駐車ラインが引かれているが、荷物を降ろす貨物車が堂々とポストを占めています。
[ハナツアーSM免税店の駐車場の関係者:ここは、荷物の納入会社入ってくる車が止まるところでバスは2台しか置けません。]
先月28日、ハンファと新羅、新世界(シンセゲ)と斗山(トゥサン)など、免税店の観光バス駐車場を現場で点検したソウル市
ハンファは観光バス駐車場100面を確保したと申告したが、ソウル市の調査結果45面だけが運営されている、ハナツアーSMも当初計画された8面のうち、2面だけを観光バス駐車場を運営しました。
ソウル市はすべての復旧をするよう行政指導と、ハンファの場合、これを履行しなければ、区役所を通じて2千万ウォン以下の罰金などの行政措置を下すと明らかにしました。
(翻訳:みそっち)
ああこれね、去年暮れに汝矣島の63ビルにオープンしたのがハンファギャラリア免税店ですね。近所のコンビニから”路上駐車するバスの乗客のマナーが危ない”とか苦情が出てたりしました。 つまりバスでお買い物を連れ回す観光客が買い物してる間バスは道路の上で待ってるんです。するとそれが原因で渋滞になってみたり、止まったクルマの陰から飛び出す買い物客が堂々と横断するとほかの運転手から苦情がやってきたり大忙しだったのです。
免税店認可の条件として駐車場の確保があったわけですが、免税店っていうのはそれだけがそこに建ってるわけじゃなくて、既にある商用施設を改装して作られたものなんですよ。つまり普段からそこを利用するソウルっ子や、お登りさんもつかうところなんですね。
免税店ツアーのバスは一日中ひっきりなしに来るわけじゃないので、より多目的に使える乗用車の駐車場にしたほうが建物としては便利なんでしょうね。
韓国人にとって”お約束”とは最初だけ守って、ちょっとすると都合よく変えちゃうなんていうのは本能みたいなものですから、わかりきっていたことなのです。