韓国軍の”デコ軍服”を見てみよう
あるいは特攻服とか、街宣車にもありがちなこれって
韓国軍の刺繍文化をちょっと調べてみた
[国防ミーナ]兵役を21ヶ月済ませると韓国男子は兵長になって除隊(正確には除隊じゃないよね)することになります。その次に兵隊生活をするのが
”予備軍訓練”ですね。
つまり兵隊をやめるときには軍服上下と軍靴と帽子などを自宅に持ち帰って保管するのです。これはたぶんシンちゃんも自宅に保管してると思いますよ。
っというわけで戦闘服なんですけどね、”自宅で保管”となるとアレコレとしてみたくなるのです。
軍服に刺繍を入れるのは序の口だ (どの口だ?)
見るからに2012年式新型軍服ですね、ズボンのポッケにはフェルト製のベレー帽まで入ってますよ。 ※帽子にはなぜかVWバスが
背中の派手な刺繍を見るとの模様が施してあります、これは第6歩兵師団(江原道鉄原郡)のマークですね、雖死不敗星鬪魂と書いてあるのは部隊の標語ですよ。(読めないよ)
いちおう各部隊にそういうマークがあるんです、知らなくても不自由しないけどね
※このワッペンは通販ですぐに買うことができます 5,000㌆~くらいから
無敵海兵 常勝海兵
こちらは海兵隊ですよ、海兵隊部隊の創設は1949年ということですが、朝鮮戦争初期にはどこにあったのか判然としないというミステリーで知られています。
※上の写真の表側ではありません
ええと、特徴的な赤い帽子は助教とよばれる指導役をすると貰えます。射撃や野戦訓練などの成績優秀者ってことですよ。こちらのデザインはカストロ帽のシルエットに似せたもので、本来なら丸い断面ですが、八角型に整形されています。きっとオシャレさんなんでしょうね。
※海兵隊は除隊時に個別支給品の帽子や軍靴を程度の良いものと交換してくれることがあるそうです。
韓国軍海兵隊は仁川上陸作戦のために済州島で3,000人の徴募をして仁川上陸作戦に参戦したというのが部隊史にありますが、済州島といえば1948年から国防警備隊や韓国軍が島民を殺しまくった島ですから、兵隊が集まるはずもなくデタラメなんですけどね。
大韓陸軍 兵長 塞翁の馬
なにしろ漢字は遠い異国の文字ですから憧れがあるわけですよ、 ちょっ 塞翁の馬って、逃げた馬がイイ馬を連れてきて息子が落馬して兵隊に行かずに済んだというハナシじゃない? そうまでして行きたくないんだ へぇ~
こちらは海兵隊の旧型バージョンですね、大韓民国 海兵隊 っとなっています。
おなかのあたりにある金文字はズボンの中に裾をいれると見えなくなるというわけでしょうか。
まぁ説明も意味がないのですが、履物が軽くておしゃれなものになっていますね。
予備軍訓練でも軍靴を履くことが義務付けられているわけですが、似たような物なら私物でもOKということなのでこういう需要もあるんですよ。
これは予備軍訓練の帰り道の光景ですね、こういうのが電車の乗ってくる駅と時間帯は決まっていますからカメラを向けると彼らはこのようにポーズをとってくれますよ。
地下鉄5号線の禾谷駅 ですよ、予備軍訓練は毎週行われていますからこんなのに会えるかも。
それでね、こうした色とりどりの刺繍をして予備軍訓練に行くわけですよ、たぶん
軍帽篇
아멘 アーメンと書いてあるようです マスターカードの模様も見えますよ。
これは特戦司令部の帽子かな、もちろん訓練中はお着替えのロッカーにしまっておくわけですけどね。 初弾命中
帽子にはロボコンと部隊マークが見えますね、第2軍なわけですが、現在では部隊改編されて第2作戦司令部と言うみたいです。
派手な刺繍ですが、帽子は鉄カブトを脱いだときだけかぶるので、予備軍訓練の最中にはおっかない現役兵に見つかることはありません。 書いてある年号はたぶん服務した日付でしょうね。
こちらはてっぺんのハーレーイーグルがお茶目ですよ。 おでこのマークは半島を表わしています、ひさしのマークは第1軍団ですね う~ん、横にK-9ってありますから自走砲部隊ですよね、たぶん第1砲兵旅団でしょうか
でもハーレーがちょっとネ
使用前のようす
新兵には新品が支給されるんですよ。海兵隊部隊は名札が赤いのが特徴です。この段階では名前を書けない者や靴紐の結べない者がたくさん混ざっているんです。
※名前が書けないというのは漢字で書けないのではなくハングルで書けない落ちこぼれという意味ですよ。